2020/03/13
転職ノウハウ
転職活動の心構え
「転職しよう」と考えたことがある方は多いと思います。
今回はいざ転職活動を開始するにあたっての心構えを4つご紹介致します!
転職活動の心構え
退職する目的を考える
お久しぶりです。
今回の記事を担当しますキャリアアシストシステムズの藤と申します。
「とにかく現職をやめたい!!」
「だから次の会社はもう、なんでもいい!!!!」
(こいつはいきなり何を言い出した・・)
なんて思わないでください。これが、今回のタイトルなんです。
このような考えでは、当たり前ですが転職活動はうまくいきません。
気持ちはとってもわかりますよ。
皆口に出さないだけで、そんな気持ちになったことはあるはずです。
しかし、このような考えだと仮に転職が実現したとしても、また同じことを繰り返すことになってしまいます。
一時的なネガティブな感情で転職してしまうより、じっくりと自分に向き合い、ポジティブな感情で転職活動を行いましょう!
「転職しよう」
そう思うきっかけは、人により様々だと思います。
実際に私も色々と相談を受けましたが、転職のきっかけは十人十色。
・キャリアチェンジがしたい
・今の職場は人間関係がちょっと・・・
・続けたかったけど家の事情で・・・
・お給料が安いから/残業が多いから などなど
多くはやはり、マイナスイメージなのではないでしょうか。
こんな時、マイナスな感情に惑わされず、
しっかりと自分で自問自答をしてみましょう。
具体的実践法としてオススメなのは、
「どうして転職をしたいのか?」
これに対し、とにかく箇条書きで書いていくことです。
そこで問題点を見える化し、
「本当に転職が必要なのか?」
「転職を通してどうなりたいのか?」
これについて、言語化しアウトプットできるようにしておきましょう。
目指すのは語り継がれる退職
「立つ鳥跡を濁さず」
という言葉をご存じでしょうか。
これは水鳥が水辺から飛び立ったあと、
水面が濁らずに清く澄んでいることが由来です。
今回の話にはあまり関係ありませんが、安土桃山時代のことわざ集「北条氏直時分諺留」には「鷺はたちての跡濁さず」との記載があり、江戸時代のことわざ集で「立つ鳥跡を濁さず」が主流となりました。
この水鳥というのは「鷺(サギ)」だと推察されるそうです。
ちなみに、安土桃山時代というのは約450年前~420年前です。
信長が天下統一を目指して上洛し、関ヶ原で豊臣政権が終わるくらいがその時代です。
・・・すみません。
ここまで本編と関係のない歴史の話をしてしまいました。
ちなみに私の歴史の知識は全て大河ドラマからです。
つまり、これだけ前から言われているのです。
意味は、立ち去る者は後始末をつけていくべきという教訓であり、
引き際は美しくあるべきだということです。
・後始末をしっかりとする
「整理整頓、清掃、引き継ぎ」
・引き際は美しく(潔く)
「未練なく・迷いなく・尾を引かず」
「人や場所への感謝」
場合によっては、
「こんな会社とっとと辞めてやる!!」
ということもあるかもしれません。
やむを得ない事情のある場合は、無理はないと思います。
しかし、やはり縁があって働いていた会社なので、最後にはきちんと礼を尽くすことが、次に良い会社と出会うことにも繋がります。
円満退社のためにも、転職計画はできるだけ忙しい時期を避けて業務の引き継ぎをスムーズに行うことも大切です。
また、退職時のマナーとしては会社の備品や名刺は置いてくるようにしましょう。
自分の本心と向き合う
「転職するからには、今よりも好条件がいい!」
今よりも好条件というと、年収や大企業ばかりに目がいってしまいがちです。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか。
もちろん、働く時間が全てではありません。
仕事の時間もあり、プライベートの時間もあり、それが人生です。
ですが、仕事の時間というのは大体1日8時間程です。
一生分で計算すると私も大変なので、1年で考えてみます。
1年のうち、どのくらいが仕事の時間でしょうか?
24時間×365日=8,760時間
1,781時間÷8,760時間=約20.3% =1/5
つまり、1年のうち1/5は仕事に費やしていることになります。
残りの4/5に睡眠時間も含まれるので、仕事の時間は人生の中でかなりの割合を獲得しているというのが分かります。
これだけの自分の時間を使うのであれば、やはり転職先は慎重に選ぶべきです。
もしも
「転職するからには年収をあげないといけない」
「今よりもとにかくいい条件を探さないといけない」
どんな風に考えているのなら
「自分は、本当はどこで働きたいのか」
これを最優先に考えて、しっかりと自分の本心を向き合ってみましょう。
人材エージェントの活用
後になってから、
「もっと他の会社も探せばよかった」
そう思ってしまったら勿体ないですよね。
その為にも、転職活動はやはり広い視野に立って考えることが大切です。
もちろん、就職は縁のものとも言います。
しかし可能性は試して損はありません。
ここでご紹介していくのが
『人材エージェント』や『転職エージェント』
と呼ばれるプロの力の活用です。
かくゆう私もこのエージェントに分類されるのですが、端的に言えばこのプロ達は無料で転職成功の為のアドバイスをしてくれます。
また一般公開されていない求人を紹介してくれたりする方達です。
もっと詳しくエージェントについて知りたい!
という方は私の前回のコラム
『人材エージェントってなに?』をご覧下さい。
「転職の為に、使えるものは何でも使う」
「視野を広げる」
この考え方こそが成功の近道です。
そしてこのサイト『Bizpia』はそんなプロの集まり。
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